最後のデイヴィッド・ピース風味+サイバー風味。
Plasticうんにゃらの前の時間軸、かつシリーズ中でうごめく黒摩組を北米で跋扈させるにいたったスイッチングを描く中編小説。珍しく鉄砲よりか刃物が前面にきてるやつ。わりと単体で読める。イメージイラストはマイメン、
パリングさんに担当していただきました(Very Dark...)。
KEYWORD
絶対に殺してやる。
PLOT
裏切りにあいながらも死に損なった特殊作戦要員、墨洲七奈瀬は、いまやヤクザの処刑人に堕していた。殺し、殺し、また殺す。多くの命を手にかけてなお物足りない女が求めるのは、みずからを裏切った「月のような眼をした女」との再会だった。やがて来る日を待って、墨洲は血溜まりにたつ。
COMPONENT
創作/若干の性暴力表現有り/サイバーパンク(自称)/YOU ARE (NOT) HARDBOILED/ジト眼/殺伐/抜刀/特殊戦/情報機関群の王朝/ヤクザ/死屍累累/ルビ多い